読むだけでトラウマが解消されるストーリー  -24- 赤ちゃんが欲しい!

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イヌイットの村ではたくさんの赤ちゃんが誕生します。

 

 

犬の赤ちゃんもですが(笑)、人間の赤ちゃんです。たいがいの女の子は15歳を過ぎると子供を産みます。

 

 

イヌイットには昔から育てられる人が子供を育てればよいと、アダプト(養子)の文化がありました。

 

 

 

 

15歳で子供を産んだとしても、祖父母や兄妹や親戚に「Do you want a baby? 子供欲しい?」と気軽に自分の産んだ子供をあげるのです。

 

 

「そんなに簡単に犬の子をあげるみたいに子供をあげるって言っていいのか!」と、これには私はびっくりしましたが、それが当たり前の文化なので「私はもらわれた子なの」なんて卑屈になる子供はいません。

 

 

「私の本当のお母さんは~で、一緒に住んでるお母さんは~よ。今日は本当のお母さんのとろころに泊まりに行くの」そんな会話が普通にされています。

 

 

それが文化であり伝統であり、多くの子供たちがアダプトされた子供たちなので、それがかわいそうな状況でもなんでもなく普通なのです。

 

 

イヌイットの村では不妊症や、妊娠中毒症というものをほとんど聞いたことがありません。産後も出産して次の日に買い物に出かけたり、2、3日後には飛行機に乗って病院のある町から村に帰ってくる人がほとんどです。

 

 

イヌイットにとっては出産は自然なことで、そんなに苦しまず、産後もどうってことなく、ほとんどの人が安産で子供を出産していました。

 

 

村を歩いていると子供をおんぶしている人をたくさん見かけます。

 

赤ちゃんのいる友達もたくさん私のまわりにいました。

 

ベビーシッターを頼まれて子供の面倒もみました。

 

 

私は結婚してなかなか妊娠できずにいたので、赤ちゃんをおんぶしている人を見るたびにとても悲しい思いをしていました。

 

 

結婚する前、カナダに残るために「赤ちゃんでもできてしまえ!」と思っていたときからすると、子供を授からずに3年はたちました。

 

 

実は、学生時代にダイエットをしすぎて3年ほど生理が止まってしまったことがありました。

 

 

病院での診断の結果、子宮が弱ってしまっていると言われました。

 

 

「結婚なんてまだまだ先だし、今は別に治療しなくていいや」とその頃は思っていましたが、「私は子供が産めない身体になってしまったのかも」と、ばかなことをしてしまった自分を悔やみました。

 

 

主人の家族は4人兄妹で、話を聞くと兄妹とても仲良しで楽しそうな子供時代を過ごしています。

 

 

イヌイットは子だくさんで大きな家族で楽しそうです。

 

子供のころに読んだ赤毛のアンも子供はたくさんいました。

 

 

「私も子供は5人欲しいな」と思っていたのに、もしかして1人も産めないかもしれません。生理が来るたびに私はガッカリし、一人涙を流していました。

 

 

そうしているうちに

 

「きっと、私か主人のどちらかに問題があるんだろう。もうガッカリするのは辞めよう。子供は授かる時には授かる。授からないのであればそれも私の運命なんだ」

 

と「子供が欲しい」という気持を手放せる時がきました。

 

 

そうして毎日の生活を忙しく過ごしていたある日、私はとてもイライラして主人と大げんかをしてしましました。

 

 

主人は捨て台詞をはいて家を出て行ってしまいました。

 

一人取り残された私は悲しくなって、とてもやるせない気持になり、何かをしていないとその気持を押さえることができなかったので

 

「あー!そうだ。どうせ子供ができないんだから、妊娠検査薬持っていてもしかたないし、使用期限がきれるから使っちゃえ!」

 

とやるせない気持を紛らわすために使ってみました。(どんな紛らわせ方だ!)

 

 

すると、陽性反応を示す線がうっすらと浮かび上がってきたのです!

 

 

 

-25-につづく

 

本を出版しました!

 

 

 

 

 

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